仲間を知る キャプテン&船員対談
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入社20年目
キャプテン
入社20年目
甲板長
入社4年目
一等機関士
キャプテンK.K.
他の仕事に比べて長期間の休暇を取得しやすく、さらに比較的給与面も優れているのは、海運業ならではの魅力ではないでしょうか。
一等機関士O.Y.
航海後に1か月間の休暇を取れるのはとても魅力ですね。予定も組みやすいので、ワークライフバランスを保ちながら働けています。
甲板長K.Y.
航海を通じて色んな土地を訪れることができるのも嬉しいですね。働きながら旅をしているような感覚で、良い人生経験を積めていると思います。
一等機関士O.Y.
また、自分の努力が確実に誰かのためになっていることを実感できるのも、船で働く魅力のひとつだと思います。
甲板長K.Y.
船は、さまざまな役割を担うプロフェッショナルが連携し合って動かしています。それぞれが自分の職務に責任を持ち、協力しながら一つの大きな目標を達成できるのは、充実感にあふれていますね。
一等機関士O.Y.
自分の仕事が直接、仲間や船の運航に貢献していると感じられるのは、大きなやりがいにつながっています。
キャプテンK.K.
K.Y.さんやO.Y.さんが言うように、船は多くの人々の協力によって運航されています。そのため、専門的な知識や技術を持っていることはもちろん、仲間を尊重し、支え合う姿勢が重要です。お互いの役割を理解し、信頼関係を築くことが、安全で円滑な運航には不可欠です。
日頃から労いや感謝の気持ちをなるべく伝えて、船員みんながやりがいをもって働ける環境づくりを心がけています。
一等機関士O.Y.
私も「自分ができないことを、他の人たちがやってくれている」ということを忘れず、感謝の気持ちを常に持つことを大切にしています。
甲板長K.Y.
船を運航するうえで、「安全な航海」は最も優先すべき事項です。そして、それを実現するためには、船員の強い信頼関係が欠かせません。
キャプテンK.K.
一つのトラブルを見過ごしてしまうと、重大な問題に繋がってしまうことも多々あるため、互いの状況を適切に把握し、密に連携し合うことが大切です。そのためには、繰り返しになりますがしっかりとした信頼関係を構築する必要があります。感謝の気持ちを忘れず、立場を越えて互いを尊重し合う姿勢が、海で働くプロフェッショナルには求められます。
キャプテンK.K.
指導者の皆さんに気を配ってもらっているのは、「一人ひとりのレベルに応じた教育を行うこと」です。 特に新人の場合は右も左も分からない状態なので、専門的すぎる内容を詰め込んでも理解できないため、一人ひとりの状況をしっかり把握することを私自身も心がけています。
甲板長K.Y.
そのためにも、コミュニケーションしやすい雰囲気づくりを大切にしています。やっぱり新人のころは自分から一歩踏み込んで会話するのは勇気がいると思うので、こちらから歩み寄るようにしています。
一等機関士O.Y.
私もその点は非常に意識して後輩たちと接するようにしています。緊張感をなくすことが、まず取りかかるべきことだと考えています。
甲板長K.Y.
「分からないこと」を気兼ねなく質問できる環境をつくることが、一人ひとりに寄り添った指導に繋がり、チーム全体の連携力も高まります。
一等機関士O.Y.
新人の「分からない」を放置してしまうと重大なトラブルにも繋がりかねないので、変な緊張感のない関係性づくりに力を入れています。
キャプテンK.K.
現在、海運業界が全体的に中堅層が不足しており、若手人材の離職を防ぎ、しっかりと知識・経験を継承することが課題となっています。
甲板長K.Y.
この仕事を選んでくれた人たちに、海で働くことの魅力を伝えていくことが、私たちには求められていると感じています。
一等機関士O.Y.
私自身、この仕事を通して大きく人間的にも成長でき、充実した毎日を過ごせています。だからこそ、後輩たち一人ひとりが自信を持って仕事に取り組めるようサポートしたいです。
甲板長K.Y.
せっかくこの仕事を選んでくれたのだから、その気持ちにしっかりと応えていきたいですね。
キャプテンK.K.
そのためにも、今の時代感覚に合わせた教育やコミュニケーションを大切にしていくことが重要だと感じています。ただ、やはり仕事をするうえでは、厳しい状況を乗り越える力も求められます。一人ひとりに寄り添いつつ、プロとしての責任感をしっかり育むことをめざしています。
「この仕事を選んでよかった」と思ってもらえるように、私たちも常に自らを高め、やりがいをもって働ける環境づくりに努めています。